事前に記入していただいた問診票の内容をもとに医師が問診を行います。気になる症状などあれば遠慮なく聞くようにしましょう。

内診台に上がり視診・触診を行います。このとき片手の指を膣内に、もう片側の手をおなかの上に置いて、子宮や卵巣の状態を診察します。画像や血液検査ではわからない詳細な評価が可能です。

内診台に上った状態で子宮の入り口である子宮頸部を綿棒などでこすり、細胞を採取します。

細胞採取は2～3分程度で終わります。痛みもほとんどありません。

経腟超音波検査は超音波探触子を膣の奥まで挿入し、卵巣・子宮などの骨盤内臓器をを調べる検査です。

卵巣・子宮の位置関係や皮下脂肪の影響を受けにくいので、経腹超音波検査より正確に診断できます。

基本的に検査により痛みを感じることはほとんどありません。経膣超音波検査はＸ線を使用しないので、妊娠中の人や妊娠の可能性のある人も検査が可能です。

検査の約2週間後に再受診していただき、結果の説明をさせていただきます。